【建築はやめとけ!?】建築業界のリアルな働き方、年収、キャリアを紹介
- ブログ
2024.05.23
建築業界はキツイと言われていますが、家づくりや街づくりなどに必要不可欠です。
日常生活に必要な建築業が、なぜ「やめとけ」と言われてしまうのでしょうか。
この記事では、建築業界のリアルな働き方や年収、キャリアについて紹介します。
いろいろある現場仕事の種類とは?
現場仕事とは、主に工事現場での仕事を指します。
代表的な5種類の現場仕事を見ていきましょう。
土木作業
道路や橋、ダムやトンネルなどの建設や修理を行います。
ブルドーザーや油圧ショベルなどの重機を使用する技術や土木技術が必要です。
とび職
建設現場での足場工事や建物の骨組み、屋根の施工を行います。
高所で作業をするので危険を伴い、体力が必要です。
板金
金属板の切断や加工、組み立てを行います。
建物の外壁や屋根などを施工するためにはさまざまな金属や工法があり、専門技術が必要です。
塗装
建物の外壁や屋根などを塗装します。
塗料選定のための知識や経験、塗装技術が必要です。
解体
油圧ショベルなどの重機や解体用の器具を使用し、建物や構造物の解体作業を行います。
安全はもちろん、騒音や粉塵などの環境や健康への被害を避けるための専門知識が必要です。
上記5種類の現場仕事は、街づくりに欠かせません。
次章は、生活に必要な建築業界がキツイと言われている3つの理由を紹介します。
建築業界がキツイと言われる理由は?
建築業界がキツイと言われる、3つの理由を見ていきましょう。
汚い・汚れる
建築業は仕事柄、土や泥、油や塗料などの汚れがついてしまうことがあるものです。 近年は、現場にシャワー室や快適なトイレの設置をしている現場もあり、女性も働きやすい環境ができてきています。
(参照 国土交通省 女性も働きやすい現場に向けて「建設現場における仮設トイレの事例集」:https://www.mlit.go.jp/common/001103629.pdf)
また、洗浄力の高い洗剤や洗濯機もあり、作業服もきれいになります。
休みが少ない
以前は長時間労働や休日出勤が当たり前のような環境でした。
建設業の人材不足の解決や長時間労働の是正のため、働き方改革が行われ、2024年4月から、これまでのような時間外労働はできなくなりました。
働き方改革関連法や労働基準法の改正により、
- 法定労働時間:1日8時間及び1週40時間
- 法定休日:毎週少なくとも1回
と上限が定められたのです。
労働時間が上記を超える場合は
- 労働基準法第36条に基づく労使協定(36協定)の締結
- 36協定の所轄労働基準監督署長への届出
が必要になりました。
(参照 厚生労働省「建設業 時間外労働の上限規制 わかりやすい解説」:https://www.mhlw.go.jp/content/001116624.pdf)
3Kの職種
3Kとは、1980年代から使われ始めた「きつい・汚い・危険」の3つの要素をまとめた言葉です。
3Kの職種とされる中に、建築業が入っています。
国土交通省は、建築業界のマイナスイメージを払拭するため、「建設現場で働く人々の誇り・魅力・やりがい検討委員会」を設置しました。
(参照 国土交通省 技術調査「建設現場で働く人々の誇り・魅力・やりがい向上にむけた取組」:https://www.mlit.go.jp/tec/i-con-yarigai.html)
その取り組みの1つとして、建設業の新3K「給与・休暇・希望」を掲げています。
(参照 国土交通省「新3Kを実現するための直轄工事における取組」:https://www.mlit.go.jp/tec/content/001368311.pdf)
近年は働き方が改善されてきているのです。
次章では、生活に必要な建築業界の今後とキャリアを見てみましょう。
建築業界の今後と積めるキャリアとは?
建築業界の今後は、人材不足の課題はありますが、需要が途切れることはありません。
業界動向サーチによれば、首都圏の再開発案件や物流施設の増加、工場の国内回帰などを背景に、国内の建設投資額は拡大傾向にあるとのことです。
(参照 業界動向サーチ「建設業界の動向やランキング、今後の見通しなど」:https://gyokai-search.com/3-kensetu.htm)
年収
国税庁の発表によると、建設業で1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収は、529.1万円でした。
全業種の平均が457.6万円なので、建設業の年収が高いことがわかります。
(参照 国税庁「民間給与実態統計調査結果」第9表 業種別及び給与階級別の給与所得者数・給与額:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2022/pdf/09.pdf)
キャリア
国家資格の1級土木施工管理技術検定を取得すると、大きな現場を管理することができるようになります。
受検資格は令和6年度から変わるので、「令和6年度1級土木施工管理技術検定の実施について」(https://www.jctc.jp/exam/doboku-1/)をご覧ください。
同様に、1級建築施工管理技術検定に関しても、建築業界でキャリアを築いていくのに有効な資格と言えます。主任技術者だけでなく、監理技術者になれるというメリットから、請負代金の高い大型プロジェクトでキャリアを積んでいくことが可能です。詳細についてはこちら(https://www.fcip-shiken.jp/)
豊橋建設工業では、管理者のスタッフは全員合格できるよう、会社としてバックアップしています。
この資格があれば、土木工事、建築工事業界でどこでも通用する、引く手あまたの資格です。
豊橋建設工業のキャリアについて詳しくは、こちら(https://www.toyo-ken.com/recruit/)もご覧ください。
次章は、CS(顧客満足度)もES(従業員満足度)も注力している、豊橋建設について紹介します。
豊橋建設の建築仕事はここが違う
豊橋建設工業では、民間、公共、住宅建築がすべて対応できるので、いろいろな経験を積むことができます。
土木の監督をしながら、建築の仕事を知ることができるのです。
外構の工事を土木と建築で、合同プロジェクトですすめることもあります。
自分の家づくりを自社のチームにお願いして、社割の他いろいろと相談しながら家づくりができることも、良い環境・経験です。
豊橋建設工業は大正12年の創業以来100年、愛知県東三河地方に根ざした企業として「街づくり」・「家づくり」に取り組んでまいりました。
社内の建築・土木のチームの交流が盛んでスムーズなやりとりができるところが、トヨケンの強みであり面白さです。
まとめ
この記事では、建築業界のリアルな働き方や年収、キャリアについて紹介しました。
代表的な現場仕事は
- 土木作業
- とび職
- 板金
- 塗装
- 解体
の5種類です。
建築業界がキツイと言われる理由は
- 汚い・汚れる
- 休みが少ない
- 3Kの職種
の3つが挙げられますが、改善してきています。
建築業界は今後も需要があり、年収も日本の平均より高く、キャリアが積みやすいです。
中でも豊橋建設工業は100年の歴史があり、民間、公共、住宅建築すべての経験を積むことができます。
土木と建築が合同でプロジェクトを進めることもあり、社内の交流が盛んでやりとりがスムーズなことが強みです。
豊橋建設工業は、一緒に建築業界を盛り上げていける仲間を募集しています。
あなたもエントリーしてみませんか。