老朽管更生工事(その6)Vol.2

前回の下水道既設管内の事前調査に基づいて、

管更生工事の施工する前に、前処理工を行いました。

※前処理工とは、本管内に侵入した樹木根や取付管の突出している部分を除去する作業です。

 

まずは、侵入した樹木根は、水圧にて除去(吹き飛ばす)します。

高圧洗浄ホースの先端に専用のノズルを取付け、ホースを作業員がくねくねさせて

モニターを見ながら、水の放水箇所を除去したいところに当てて除去します。

 

専用ノズル                         ホースをくねくね

        

 

事前調査時

   本管の継ぎ目から樹木根が侵入していました。

 

高水圧を当てて                   侵入した木の根を除去出来ました。

     

 

次は、突き出した取付管の穿孔です。

これもまた、専用の機械の穿孔機です。本管内を自走し突き出した部分を穿孔(削って)いきます。

機械にカメラがついていてモニターを見ながらの作業です。

 

穿孔機です                  モニターを見ながら             ガリガリと削ります

  

↑タイヤや上部の部材を取替えると、いろいろな管径に対応します。(写真はφ600の時)

 

事前調査時(取付管が突出しています)     完了(突出し箇所がなくなりました)     表面もきれいです。

  

 

すべての前処理工が完了後に管更生工事の施工が可能になります。

管更生工事は次回、

今回はこれにて・・・  ご安全に

 

 

 

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