ICT建設機械による施工 現場見学会
特定港湾施設整備工事 野積場舗装工(その3) の現場にて、
ICT建設機械による施工(ブルドーザ マシンコントロールシステム)の現場見学会を行いました。
←赤枠内が現場で、切土部分が最大約2.7m、また、盛土部分が最大約4.0m程あります。
この現場は、路床・路体盛土量 約22,000m3 その内、約12,300m3を現場内移動、不足土を現場外から搬入し、
基面整正面積 約22,700m2(その内、舗装面積は約4,500m2)という現場です。
当日は、社員の他、発注者の愛知県三河港務所の監督員、重機械及びシステムのリース会社 レンテック大敬㈱の方にも
参加して頂き総勢約20名で行いました。
マシンガイダンスとマシンコントロールの違い
※マシンガイガンスとは、測位技術を用いて、重機の位置や施工情報から設計(設定)値(3次元データ)との差分値を算出して
オペレータに重機の操作をサポートするシステム。
※マシンコントロールとは、マシンガイダンスシステムに加えて、設計(設定)値(3次元データ)に従って重機の刃先等を
リアルタイムに自動制御し施工を行うシステム。
本現場ではマシンコントロールシステムを採用し、デモ走行では、リアルタイムにブレード(排土板)が自動制御にて施工し、
有資格者社員数名が実体験しました。
今後は、このようなICT建設機械による施工現場に対応するためのとても良い現場見学会でした。