老朽管更生工事(その12) ②
現在の工事進捗をお知らせします。
現在は洗浄工・調査工が終わりました。
来月は鉄筋工・スペーサー工を施工します。
近隣住民の皆様、ご協力いただきありがとうございます。
こちらが沿線にお配りした広報紙です。
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引き続き安全に作業して参りますのでよろしくお願いします。
本工事についてご説明いたします。
本工事の目的としては老朽化した下水道管を直す・補強する工事となります。
工法としては「ダンビー工法」で施工します。
着手前
完了
施工概要
ダンビー工法は、既設の管きょを非開削で効率的に更生する工法です。 まず、既設管きょ内面上部にスペーサーを設置します。その後、硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)をマンホールから既設管きょ内に送り込み、管きょの内面にスパイラル状に巻き立てます。 次に、隣り合うストリップ間を接合用かん合部材(SFジョイナー)でかん合し、連続した管体(ストリップ管)を形成します。最後に、ストリップ管と既設管きょとの空隙に充てん材を注入することで、既設管きょと更生部材とが一体となった更生管(複合管)となり、高い強度と水密性を発揮します。さらに、中央溝部と伸縮部を併せ持つSFジョイナーを使用することにより、更生管は優れた耐震性能を発揮します。